Q&A
散骨したいのだが・・・
生前、父は「俺の遺骨は太平洋に撒いてくれ」と言っていました。散骨する場合にどのような点に気をつければいいのでしょうか。
また、どこかに届け出る必要はあるのでしょうか。
まず「散骨」の定義ですが、「焼骨を粉末状にして、墓地または墓地以外の場所に焼骨を撒布すること」となっています。「焼骨」とは火葬された遺骨という意味です。
次に、法律的なことについてお答えしておきましょう。散骨は「遺骨を捨てる目的ではなく、あくまで葬送を目的として、節度をもって行うならば違法ではない」というのが現在の有力な法解釈となっています。
お父様の遺志であるならば「葬送目的」となるでしょう。問題は「節度」の内容です。これについて定めたものはありません。
臨終を迎えたあと、どう対処したらいいのでしょうか?
亡くなられた場所によって手順が違います。
- ご自宅で亡くなられた場合
- 医者を呼び、状況を確認してもらう。
- 死亡診断書を受け取る。
- 葬儀社へ連絡し、湯灌(ご遺体を清める)などを行う。
- 病院で亡くなられた場合
- 医者から死亡確認を受ける。
- 医者から死亡診断書を受け取る。
- ご遺体を自宅へ移送する。
- 事故で亡くなられた場合
- 警察の指示を受けるまで、ご遺体を動かさないようにする。
- 警察の検死を受け、死体検案書(死亡診断書)を受け取る。
- 許可が下りれば、ご遺体を自宅へ移送する。
役所への届け出はどうしたらいいでしょうか?
人が亡くなられたあとにしなければならないことは、まず死亡診断書に記入しをそえて役所に死亡届を提出します。そこで火葬許可書を受取り、 火葬場の予約をします。(火葬は死後24時間経過したあとで行います)こうした作業はすべて葬祭業者で代行いたします。
無宗教で送りたいのですが可能でしょうか?
可能です。ただし無宗教の葬儀は自由な反面、ある程度のシナリオを設定する必要があります。ご希望や想いを元に式次第をつくり上げ行く流れが一般的です。
例えば、故人の趣味や写真コーナーを作り、思い出の曲を流しながら故人を囲み会食をしたり、演奏者に思い出の曲をリクエストするなど色々なことが可能です。しかし、無宗教で葬儀を行える方は限られています。
親戚の理解やお墓との関係など、諸条件をクリアしなければトラブルの原因となりますので注意が必要です。
家族葬を行う際に注意することはありますか?
家族葬には向き不向きがありますので、専門家を交えてよく検討することが大切です。
例えば、故人の意思を受けて家族だけで葬儀を済ませたところ、葬儀の後に参加できなかった人たちがお参りをしたいと頻繁に自宅へ訪れるようになった。
訪問を断る訳にもいかず、お礼状や香典返しの準備もないなどで礼を逸してしまった上、毎週のようにその状態が続き外出もままならないなど、かえって気苦労が多くなる事態を招くことが想定されます。
葬儀の日取りはどうやって決めるのでしょうか?
一般的には、亡くなった翌日または翌々日に通夜を行ない、その翌日に葬儀・告別式を行います。
また、葬儀・告別式が友引に当たらないように日程を選んでいきます。
ご家族のご希望以外にも、寺社などの都合・火葬場の予約・式場の日程も確認する必要がありますので、一番早く行えるよう、よく打合せをして決定します。
まだお墓がないのですが、納骨はいつまでに、しなくてはいけないものなのでしょうか?
いつまでとは決まってはおりませんが、一般的に四十九日などといった法要の際に行うことが多いようです。
お墓がない場合は急ぐ必要はなく、お世話になったお寺に預かってもらうなど一周忌や三回忌に合わせてご用意されればよいと思います。
宗教者はどこにお願いをすればいいの?
お付き合いのあるお寺などがある方はそちらとのご相談となりますが無い方には、宗派を問わずご希望の宗教者をご紹介いたしますのでお気軽にご相談ください。
故人の好きだった花で祭壇の飾ることは出来ますか?
はい、もちろん可能です。
最近では、お葬式の祭壇に色とりどりのお花を飾る事が多くなってきました。
故人の好きだったお花、故人の人柄が偲ばれるお花など、色々なアレンジが出来ますので、一度ご相談ください。
生前故人が大好きなお店の料理を、お越しいただいた参列者の方々に振る舞いたいのですが、その様な事が可能なのですか?
はい、まずはご相談ください。
故人様の思い出のお食事を、可能な限り1品でもお出し出来る様に私たちスタッフが店舗にお伺いし丁寧に交渉いたします。その他ご家族の思い故人様の生前のご意向が御座いましたらお気軽にご相談して下さい。
お急ぎの方はこちらからどうぞ
こちらからお気軽にお問い合わせください。